水色の空と黄色の稲穂
気づいたら、秋
もうすぐ秋なんだな〜とゆっくり感じる暇もなく、すっかり秋に移り変わってしまったようだ。
朝はさわやかな風だし、帰りはむしろ寒いくらい。
あつい、さむい、にいつでも左右される。話す内容といったら、見える景色とか花とか、お天気の話から始まるもんだから、季節には敏感になるように思う。敏感でいたいと、思う。
毎朝聴いているラジオの中で、今年もあと3ヶ月で終わりだということで驚いている、といった内容を話していたが、ほんとそう。恐ろしいくらいに毎日は過ぎていってしまう。
仕事は落ち着いているのかいないのか分からないが、少しだけ気持ちに余裕はある気がする。月初にしては珍しい。やることはたくさんあるんだがね。
今日で最後の方がいた。他の場所へ行ってしまう。
本人が、挨拶をしたいというので車椅子でテーブル毎に話しに行ったり、写真を撮ったりした。
足の力がなくなって、自力で立つのが難しいし、筋肉が落ちているから右へ傾いても戻れない。涙は流れるけど自分じゃ拭けない。
もっと元気だったよね、もっと笑っていたよね、言葉がすらすらと出たんだよね。
変化を感じてしまう。でも、その人であることに変わりわなくて。
撮った写真を見て思い出してくれるかな。忘れないで、いてくれるかな。
写真には、確かに笑顔のその方がいて。笑顔で写ってほんとによかった。
タイトルのような鮮やかな色の景色を毎朝見るのだが、ハンドルを握りながら写真撮れず、
ここのところ月もきれいだ。
あ、これも信号で停まった時に撮ったんだ。
あぶないあぶない。